読書嫌いの原因と克服方法

僕は現在では
毎日多様なジャンルの本を
読んでいますが
 
もともと大の読書嫌いだったどころか
たし算すらマジで解けなかった
落ちこぼれでした
 
ということで
そんな僕だからこそ教えられる
たし算が理解できない人でも
マネできる読書嫌いの克服方法を
伝えたいと思います
 
 
 
 
 
 
まず読書嫌いの原因は単純で
 
「想像力の欠如」
 
にあります
 
文字や数字の
意味を読み取って
自分でイメージを膨らませる
という作業を
スムーズにこなせないのです
 
また
ある程度文章の内容を
想像できたとしても
想像に神経を使いすぎるせいで
あっという間に集中が切れてしまうのです
 
 
 
 
 
 
しかしここから
克服方法の鍵が分かります
それは
 
「想像力のカバー」
 
です
 
想像力が足りない人に
読書を強制しても
たいした学習効果は得られません
 
受動的にただ文字の羅列を
ながめる作業となるだけです
 
だからまずは
読書そのものを目的とするのではなく
学習を目的として
想像に費やす神経の負担を
軽減させていく必要があります
 
たし算すら理解できないような
想像力不足の人間でも
2段階のアプローチで
読書嫌いを克服できます
 
 
 
 
 
 
第1段階として必要なのは
 
①欲望を刺激する
②視覚から情報を得る
③解釈から学ぶ
 
の3つです
 
 
 
 
 
初めにすべきことは
限られた想像力を振り絞ってでも
どうしても掴みたい欲望を把握することです
 
金が欲しいでも
モテたいでもいいから
 
自分の中にある強烈な欲望を
起点にしなければ
集中力は維持できないと思います
 
 
 
 
その上で想像力が足りない間は
自分の想像力のレベルに合わせて
漫画やYouTubeなど
視覚から多くの情報を
収集できるメディアを活用して
欲望を満たす方法を考えるのです
 
想像力が足りない人にとっての
最大の敵は「抽象性」です
 
文字や数字のような
抽象的な暗号にどうしても
苦手意識を抱いてしまうので
 
初めのうちは
視覚に働きかけるような
より具体性のある媒体から
情報を得ることが大切です
 
 
 
 
 
そして抽象性が高いものとして
「事実」もあります
 
事実の背景や文脈を
自分で想像する力が足りない人にとって
 
事実の羅列ほど
面白くないものはありません
 
そのため
たとえそれが偏見であってもいいから
誰かが事実を噛み砕いて
「解釈」した情報を
得ようとした方が
頭に入りやすいはずです
 
 
 
 
 
 
 
そして第2段階目が
 
①専門性を高める
②問題意識を周辺分野に広げる
 
という2つです
 
 
 
 
 
 
まずは第1段階で収集した
予備知識が含まれる本を
時間をかけてでも1冊1冊読んでいきます
 
初めはこれなら
最後まで読み切れそうと思えるような
分かりやすい本を選びます
 
予備知識があるだけで
かなり情報が頭に入りやすくなります
 
予備知識のない内容の本は
苦手意識があると思うので焦らずに
とにかく初めは似た内容の本を
読み込んでいいと思います
 
この本とあの本同じこと言っているなと
気付けるぐらい
とにかく専門性を高めるのです
 
 
 
 
 
 
これを繰り返していくと
次第に新しい問題意識が芽生えてきます
 
この時初めて自発的に
周辺分野の本に
手を出していくことになると思います
 
想像力が足りなかった人にとっては
これが最も学習効果のある
読書方法なのではないでしょうか
 
おそらく初めから断片的に
多様なジャンルの本に手を出しても
血肉化できずに
数ヶ月の内に忘れてしまいます
 
ならば
無理して難しい本に
チャレンジしようとはせず
 
とにかく
現時点での欲望や問題意識を
徹底的に埋め合わせていき
 
新しい問題意識が芽生えたら
新しく専門性を開拓していく
ということをひたすら
繰り返していけばいいのではないでしょうか
 
 
 
 
僕自身も
たし算すら理解できない
ドラゴンボールしか読めない
漫画を読みまくる
自己啓発本を読みまくる
脳機能の本を読みまくる
最新のビジネス書を読みまくる
経営者の哲学の本を読みまくる
経営戦略の本を読みまくる
会計学の本を読みまくる
経済の本を読みまくる
歴史の本を読む
小説を読む
 
 
 
 
という段階を経ています
 
頭の回転が遅いながらも
着実に知識を増やしていっています
 
読書によって
より全体を俯瞰して見れるようになり
従来と比べて大幅に生き辛さが
軽減されています
 
初めは1冊の本で
人生が変えられるかもしれないと
期待していましたが
そんなことはありません
 
他人の考え方がそのまま
自分に当てはめられるとは限らないのです
 
多様な視点を取り入れて
その中で自分なりの視点との
共通項を見出していくことが
大切ではないでしょうか
 
 
過去にアメブロで書いた記事を
転用しています笑
 
 
 
 
 

古代から現代までの日本史の流れを1つの記事に強引にまとめてみた

Amebaブログで過去に書いた記事を

はてなブログの方に

転用させてみました

 

僕は

百田尚樹さんの『日本国紀』をもとに
日本史の流れを要約してきました
 
ただ僕のようなバカは
よりシンプルなフレームに
情報を当てはめていかないと
記憶を保存して現在に活用できません
 
そこで
 
僕なりの解釈で
「古代〜現代」までの日本史の流れを
強引にまとめて
現代社会が形成される上で
不可欠だった伏線を
赤字で記していきたいと思います
 
 
 
その前に日本史全体に対する
僕なりの認識を述べておきたいと思います
 
まず日本史は主に
・地理的特性
・人間の怠け癖
という2つに大きく左右されており
 
古代から現代まで
・平和ボケ期
・危機感爆発期
という2つの流れを
周期的に繰り返しており
現代は第5次平和ボケ期である
 
というふうに僕は日本史を捉えています
 
ではそんな日本史の流れを
説明していきたいと思います
 
 
 
 
 
 
 
第1次平和ボケ期→危機感爆発期
 
陸続きだった時代に人々が流入して
島国となったのが日本の始まりです
 
島国という閉鎖的な環境であり
四季のある自然に恵まれた土地であったため
高度な文明を発達させようという
危機感が芽生えないまま
数千年以上の時が経ちます
 
そんな時に大陸から
水稲農作や鉄などの高度な文明が伝来されたことで
食糧の保存を覚えて人口が増えます
 
それと同時に貧富の格差が生まれたことで
争いが起きるようになります
 
その争いを統治する組織として
邪馬台国ができ
時代を経て大和朝廷
社会を統治するようになります
 
その大和朝廷
大陸のマネをして中央集権体制を整えます
 
そして目先の課題に対処する過程で743年に
施行された墾田永年私財法によって
一部の支配層による土地の独占が進みます
 
この土地の独占によって
大きな力を持つ貴族たちが
現れるようになります
 
また土地をめぐる争いの中で
雇われた用心棒が
武士へと発展するようになります
 
 
 
 
 
第2次平和ボケ期→危機感爆発期
 
そんな中で
大陸からの文明を取り入れて
成長しきったと判断した日本は
894年に遣唐使の廃止を行なったため
朝廷の平和ボケが進みます
 
この平和ボケによって
仮名文字のような文化が育まれますが
その一方で大きな力を持った貴族が
平和ボケした天皇を操るようになります
 
そして1156年に起きた保元の乱という
朝廷内の権力争いに武士が参戦したことで
武士が権力を握るようになっていきます
 
島国という特性も働いていますが
この武士の力によって
大陸で力をつけていた
蒙古の襲来を凌ぐこともできました
 
そうした中で1467年に
応仁の乱という混沌とした争いが起き
その争いに血統とは無縁の実力者が
参戦したことで「下剋上」の
思想が生まれます
 
そうして血統とは無縁の実力者が
天下統一を果たすようになりますが
 
その戦国時代にはヨーロッパから
キリスト教が伝来されます
 
 
 
 
 
第3次平和ボケ期→危機感爆発期
 
このキリスト教の布教を
スペインが侵略の道具として
使っていたと考えられ
キリスト教信者による争いが
起きたこともあり
江戸時代に鎖国政策が行われます
 
わずか3代で絶えた鎌倉の源氏将軍の
二の舞にならないように
徹底した社会制度で長い間
国家秩序を安定させますが
 
この鎖国政策によって
科学技術の流入がない上に
変化を好まない硬直した考え方を
引き起こすようになりました
 
そんな時に異国船が来航するようになり
江戸幕府はオロオロとした対応をとり
不平等な条約を締結して
開国することとなります
 
このことによって外国人や幕府支持者を
排斥する気運が高まるようになります
 
そうして薩摩藩はイギリスと
戦争をすることになりますが
 
結果的に和議を結んで
薩摩藩はイギリスから近代的な兵器を
仕入れるようになります
 
その薩摩藩長州藩と同盟を結んだことで
江戸幕府との戦いに勝利します
 
これを受けて江戸幕府は政権を
朝廷に返上して終わります
 
その後一悶着あって
薩摩藩長州藩から成り立つ新政府が
様々な改革を実施します
 
こうして不平等な条約の改正のために
欧米列強と同等の力を持てるように
海外から得た知見を元に短期間で
急激に近代化を成し遂げたのです
 
そして自国の防波堤として
朝鮮の近代化も進めていた日本は
朝鮮の宗主国だった清と
南下政策を進めていた
ロシアと戦争をすることになります
 
日英同盟や猛訓練の効果で
この2つの戦争に勝利したことで
欧米列強と同等の力を認められ
1911年に
不平等な条項の撤廃に成功します
 
 
 
 
 
第4次平和ボケ期→危機感爆発期
 
条約改正の翌年に明治天皇崩御
大正時代になった日本は
ようやくラジオ放送や遊園地などの
娯楽を教授できるようになります
 
世界では世界大戦が勃発しましたが
日本は大きな被害を受けることはなく
むしろ軍需品の輸出で好景気となっていました
 
ところが昭和に入ると
アメリカの株式市場が大暴落し
その後
イギリスやアメリカが保護貿易の形を
取るようになったことで
輸出に頼っていた日本は
経済的な危機を迎えます
 
さらに海軍軍縮条約に調印したことで
政府が野党や軍人から非難されるようになり
クーデターも頻発します
 
これによって内閣が軍部に干渉できない
空気が生まれるようになりました
 
また満洲を巡ってアメリカや中国が
排日気運を高めており
1937年から中国と戦闘状態になります
 
こうした流れの中で
国家が国民を自在に操る
国家総動員法という恐ろしい法律が
制定されます
 
当時ヒトラー率いるドイツが
侵略を進めており
 
その流れに乗っかって日本は
日独伊三国同盟を結びます
 
そうして日本は
イギリスやアメリカが中国に
軍需物資を供給していた
「援蒋ルート」を遮断し
 
そういったことに怒ったアメリカが
日本への石油輸出を停止します
 
日本は石油の約8割を
アメリカからの輸入に頼っていたため
争いが避けられなくなりました
 
アメリカとの争いでは
初めこそ日本軍が圧倒していたものの
石油を手に入れるという目的を見失って
戦うことに力を注ぎ
作戦の甘さや石油不足などもあって
どんどん苦しくなり
 
結果的に原爆が投下されて終戦します
 
そして終戦後はGHQが日本を占領し
WGIPという洗脳計画を実施します
 
GHQの指示で行った財閥解体
新興企業の誕生を促進させますが
 
WGIPによってGHQにとって
都合の悪い思想や言論が徹底的に排除され
自虐史観が国民に植え付けられます
 
その時世界ではソ連を始めとした
共産主義国が影響力を高めており
その過程で朝鮮戦争が勃発していました
 
朝鮮戦争には日本に在留していた
アメリカ軍も出撃していたため
日本はアメリカ軍に
軍需物資を供給する過程で
経済が息を吹き返します
 
アメリカはこの経済の復興を見て
共産主義と対立する自由主義陣営に
日本を組み入れる過程で
戦後7年を経て日本を独立させます
 
一方で独立した当初は
日本は軍隊を持たず
アメリカ軍が撤退すれば
日本の安全保障が脅かされる状況でした
そこで日米安全保障条約が結ばれます
 
当時含まれていた不平等な条項は
岸信介首相が改正させます
 
朝鮮戦争後から日本は
飛躍的に経済を復興させて
GNPで世界第2位になります
 
その一方でWGIP洗脳世代によって
メディア問題や反日テロ活動などの
数多くの弊害が起きるようになります
 
 
 
 
 
第5次平和ボケ期
 
空前の好景気を迎えていた日本でしたが
1989年にバブルが崩壊して
土地価格が暴落したことで
土地を担保にしていた
金融機関が経営不振になります
 
また空前の好景気を支えていた製造業は
安い労働力を求めて
海外に生産拠点を移すようになり
 
原子力発電所の稼働停止によって
エネルギーコストは上がり
 
少子化が進む一方で
寿命が伸びたことで
医療費を含む国庫支出が増大し
 
現役世代が高齢者を支えるという
機能不全に陥った社会制度が
全く変わらないままとなっています
 
また北朝鮮や中国による
軍事的恫喝によって日本の安全保障も
脅かされています
 
この「失われた30年」と呼べる時代の中で
海外企業は激しいスピードで
テクノロジーを進歩させていたため
そのテクノロジーを享受することで
消費者余剰は拡大していますが
 
最近では消費増税とコロナショックの影響で
国民の消費意欲はさらに落ち込み
 
財政赤字額が既に天文学的な数字だった中で
さらに財政は逼迫しています
 
歴史を振り返れば「失敗」と捉えられる
保護貿易の流れも加速しています
 
第5次危機感爆発期は
いつ来てもおかしくないのではないでしょうか?
 
 
 
 
 
 
 
日本という国は
島国という特性を持つがゆえに
飛行機やミサイルがない時代に
侵略されるリスクは少なく
その一方で国交を断絶した途端に
文明が発達しなくなっています
 
現代ではインターネットの普及によって
国境がなくなっていると言える状況ですが
 
そもそも世界に格差が生まれた
根源には資源の有無を左右する
地理的特性があると言えます
 
そんな中で人間は楽をしたいという
怠け癖を持つからこそ常に平和を求め
嫌なことからは目を背け
既得権に固執します
 
そして地理的特性の差異を根源として
格差が生まれ
格差に起因する外部的要因によって
怠け癖が脅かされるようになった時に
危機感を発揮させて様々な創意工夫を施して
文明を発達させているように思います
 
またその過程で生まれた歪みが
「社会問題」となっているのだと
僕は思っています
 
 
『日本国紀』を章ごとに要約しているので
気になる方はこちらを
読んでみてください